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2/3~5ご協力いただき誠にありがとうございました!

【ご協力いただき誠にありがとうございました!】


エムズダイビングアドベンチャー、兼DANジャパントレーニングディレクターの矢部です。
昨日、「減圧症に関する研究調査」の初回調査が無事に終了いたしました。
約30名のインストラクターの方にご協力いただき無事に重要なデータ、サンプル採取ができましたこと深く御礼申し上げます。また現場をお借しいただきました獅子浜ダイビングサービス様、スタッフの皆様、誠にありがとうございました。
また時間の関係上、現場での説明などで、わかりずらい点、また実際に採取したサンプルやデータが何につながっていくのか、ということが明確にお伝え出来なかったので、この場を借りてお伝えできればと思います。

今回の検査は

【減圧症にかかりやすい特性とはいったいどんなものなのか?そもそもそういうものが存在するのか?】

これがまずは大きなテーマとなっています。
特性をつかむことができればその予防ができる、という考えです。
そしてその特性の一つに、

【バブラー】と呼ばれる減圧症発症には及ばないレベルではあるが、微小ガス核が血流に発生しやすい人間が存在する、ということがわかっています。このバブラーを調べることで減圧症予防に役立つという考えから、全員同じプロフィールのダイビングを行い、バブラーを特定していこう、というのが今回の調査の大きな目的です。

【検査項目】
今回はあるダイビングを3ダイブ行い、そのダイブ毎に皆様の体を様々な角度から検査させていただきました。
以下、その目的となります。

●バイタルチェック(血圧、体温、心拍数、血中酸素飽和度)

血圧が高いまたは低い
心筋(心臓)が弱っている可能性あり、血流が悪い可能性あります。また、血管の収縮が悪い可能性もありますのでスムーズに全身へ新鮮な血液を運ぶことが困難な可能性があり、また減圧症により血流内に気泡が発生していることも考えられます。

体温
熱があり基礎代謝が落ちている場合、スムーズなガス交換がなされない可能性があります。ガス交換がなされない=(イコール)減圧症発症の可能性は高いといえます。

心拍数
通常の鼓動に対して異常なペースの鼓動となると、血流を全身へ送ることが困難な可能性があります。

血中酸素飽和度
慢性的な肺疾患、心疾患の方は酸素飽和度が通常値(96%~100%)より低い傾向にあります。

●呼気検査


呼気NO濃度測定(画面を見ながら息を吐き続け雲を移動させた機械です。)
喘息の可能性がわかります。「一酸化窒素」を測定しましたので喫煙などとはしっかりと区別ができる機械です。喘息、すなわち肺機能が低下しているおそれありますので、減圧症リスクが高いといえます。

●肺機能検査

息を大きく吐きまくった検査です。(先生に笑わされながらおこなったもの)
これらは肺機能を測定するものです。肺活量、努力性肺活量、などを測定しており、肺疾患がある場合はこれらのデータに異常数値をきたします。肺疾患がある方は減圧症リスクが高いと考えられます。

●唾液検査

唾液アミラーゼ検査です。ストレスがかかると、唾液に含まれる消化酵素アミラーゼの量が増えるということがわかっています。なんらかのストレスがかかっていることで、減圧症発症しているのかもしれない、ということが測定できます。

●尿検査

腎臓、膀胱、尿管などの病気もわかりますし、血液、心臓の病気、さらにはストレスや精神神経にかんする病気も成分によって評価できますので、バブラーの原因などを特定していくためには非常に多くの情報を得られます。

●超音波エコー検査

心臓のエコー検査を行うことで心臓内の血管に発生している気泡をチェックしています。いわゆる「バブラー」であるかどうかを判断する検査です。


【今回判明!?①】

今回の研究の前に、沖縄で約30名のダイバーに同じ調査を行ったところ、4名のバブラーがでました。しかし、
今回の調査ではその数の約倍近い10名近くの方がいずれかのダイビング後のエコー検査にてバブルが発見されています。(先生、技師さんたちが、いるねいるね。映ってるね。たまに通るね。怪しいね。と言っていた方達です。)

沖縄のインストラクターたちが皆やたら健康体であった、という可能性はなくはないのですがwww
ダイビングプロフィールは全く同じものであり、環境として違うことは、ビーチダイブであること、と水温です。
このことより、おそらく「水温」の低い環境で潜る場合は、気泡の発生が多い傾向にある、といえます。
そのため、関東近県、日本海、東北、北海道などなど、寒い環境でもぐるダイバーは、沖縄や海外などの暖かい環境で潜るダイバーよりもより安全度を上げてダイビングをする必要があることは明確です。

【今回判明!?②】

呼気検査における呼気NO濃度測定において、多くのダイバーの方の数値が朝ダイビング前の測定値よりも下がりました。喘息の方がダイビングをするためのお医者様からの許可を頂くことは非常に難しいことと言われています。原因が様々であり、発作が出てからしか病院にかからない方がほとんどだからです。しかし、ダイビングにおける高濃度酸素と、ゆっくりとした深呼吸を続ける呼吸法、適度な運動、これらがNO濃度を下げているといえます。今後の喘息治療に、高気圧酸素治療が有効かもしれない、ということを今回の先生もお話しておりました。

【今回判明!?③】

今回のダイブプロフィールは主に、
1ダイブ目≪深度30m5分→20m5分→10m5分という約30分のダイビング(潜降、移動、安全停止含む)≫
2ダイブ目≪深度20m5分→10m15分という約30分のダイビング≫
3ダイブ目≪10m25分という約30分のダイビング≫
でした。このダイビングにおいて、バブラーとなった方は、1ダイブ後もしくは2ダイブ後でした。つまり、3ダイブ目のようなダイビングを最後に行うことは、気泡の減少につながっているということがわかります。
スポーツにおけるクールダウンがあるように、
レジャーダイビングにおいても、「クールダウンダイブ」を行うことが気泡の減少、蓄積防止につながるかもしれないということがわかります。
※先輩ダイバー達がいわゆる「ふかし」のポジティブな方法かもしれません!?

以上、長くなってしまいましたがぜひ皆様の今後のダイビング活動、お客様へのガイド、講習、に生かしていただければと思います。
ご不明な点、ご質問などございましたらいつでもご連絡ください!

また、今後も継続して行う調査となりますので、次回以降のご協力も重ねてお願い申し上げます。

エムズダイビングアドベンチャー
DANジャパントレーニングディレクター
矢部 拡

2日目のこんな遭遇もありましたね^^キアンコウwww

About The Author

矢部拡
店長の矢部です。PADIコースディレクターとしてインストラクター教育やテクニカルダイビングを提供しております。最近は写真派ダイバーのリクエストも多く、カメラ&生物オタクなのでぜひ皆様のガイドリクエストをお待ちしております^^インスタグラムもぜひご覧くださいませ!

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